【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流丹波川

【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流・丹波川水系泉水谷、小室川谷



丹波に泉水有り!泉水に小室川谷有り!』と渓流マンの超ベテランが、ガイドブックに書いているように、泉水谷は今も奥多摩・の名渓だ。三条河原(さんじょうがわら)=三重河原で丹波川に合流している。実際には丹波本流に泉水谷が合流する二重河原なのだが、黒川金山で有名な、黒川谷を併せて三重河原と言う。泉水谷でナンバーワンの谷は小室川谷だろう。泉水本谷にも廊下や魅力的な淵があるし、大黒茂谷も荒れたとはいえ、奥多摩・大菩薩らしいの渓だが、流程、渓相共に小室川谷が素晴らしい。小室川谷には、有名な石門ノ滝などの奇石や数多くの滝があり、淵も綺麗で側壁も高く変化に富んだ渓相が続くので、沢登りの世界でも魅力的な谷としてその名が知られている。なので、よく沢登りの人たちと会う。私はあまり気にならないが、釣り人と沢屋さんはよく喧嘩になると、小室川で出会った沢登りの会の人が言っていた。ただよく考えれば渓流釣りも沢登り+釣りという訳で、谷に入ったら遡行優先権は先行者にあるが、竿を出さない沢屋さんは、先行者の釣り人を無視して追い抜くので争いが生じる。釣り人から見ると先に入った谷には後からは入渓しないのがマナーだが、小さい谷や沢は特にそうだ。だが沢屋さんには非常識な話にしか聞こえない。出会ったら良く話し合うか谷に先行者がいるなら追い付かずにゆっくり遡行すれば、釣り師は降りてくる。または谷を変えるしかない。入谷の時間が沢屋さんは遅いから後追いになる。沢屋さんが先に入っていれば釣り人で後追いする人は少ない。ので…沢屋さんは早い入谷をするのがトラブル回避のひとつかもしれない。そんな小室川谷も解禁三月は沢屋さんはいない。初めて行ったのは三月下旬、翠雪殿と三条新橋脇の空き地に車を止め、小室川谷出合いに向かった。まだ泉水谷も水量が無い。橋を渡り、左岸の踏み跡を辿る。踏み跡は稜線まであるらしいが、あまり使われてないようで、いくらも行かないうちに見えなくなってしまう。小室川谷は谷が深い、昔から良く遡行されていたようで残置ハーケンがある。途中までは水も少なく巻くだけだったが、小室川谷が本領を発揮する屈曲部、S字峡の滝を高巻く途中翠雪殿が滑落、軽い打撲と脱臼で初釣行の遡行を断念した。



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