【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流南秋川

【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流 南秋川 小坂志川



この頃は翠雪殿とコンビを組んで奥多摩釣行を毎週繰り返していた。南秋川小坂志川は何度か行ったが、南秋川本流が不調の時や、濁りでどうにもならない時はよく入渓していた。小坂志川は笹平の笹平橋で南秋川に合流している。下流は穏やかで、大滝も無く安全だ。平凡な流れだが、市道山への登山道が渡る小平地から先を白石河原といい、ザラ瀬に型の良いヤマメが潜んでいて、増水後などは見逃せない。水量が多いなら、皆が走り去る小坂志林道から丸見えだが、意外な大ヤマメに驚かされる。湯場という地名が残る所に湯場ノ沢が出合い以前は鉱泉(温泉)が湧いたから付いた名だが、特に施設は無く、今は使用されている様子はない。源泉もよくわからない。気にはしてないが、やはり温泉場や湯ノ沢は魚が少ないのか、それとも林道終点から近いのか、魚影が薄い。林道が終わり、まだ資材が有り、工事をしていて林道が延長されるようだった。小坂志林道からは踏み跡になっていて魚止滝まで悪場はない。ところで、小坂志川には民家は無く、小平地はあるが、家屋は無い。唯一湯場ノ沢出合いの『湯場』とその近くの長者屋敷には過去に人が住んでいたかもしれない痕跡がある。何となくだが、人工的な石垣や畑?道らしき踏み跡がある。こんな山奥に住まなくても南秋川には数馬や人里など、明るい山村と土地がいくらでもある。その長者屋敷の先で二俣になり右にカーブして出合うのが本流で、暫く遡行すると、深い釜を構えた小坂志大滝になる。大滝といっても3位の高さだ。釜が大きいし深い。掘れた釜は大ヤマメのポイントだ。釜は大きく深いので仕掛けも大掛かりにするがなかなか出ない。僕たちは釜が大きく、小坂志川では一番の大滝なので、大滝(以前あったベテラン釣り師が言っていた)と呼んでいたが、魚止滝の名前がある事を後で知ったが、それからは『魚止滝』と呼ぶようになった。



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