【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会奥多摩の渓流・後山川

【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流・後山川青岩谷


後山川には家族連れでもよく行ったが、本流沿いの後山林道は余程の雨量がないと大きな通行上にはならなかった。比較的当時から本流は釣られていたようだ。塩沢に通っていたある日、中流の何時も淵で早目の昼飯の準備をしていると、下から上がって来た二人の釣り人に会った。年配の釣り師は青岩谷がいい!と盛んに話し得意気だった。よく話を聞く。青岩谷については知ってはいたが、奥までは入った事が無かったので、色々聞いてみた。二人共今日は先行者がいてアブレたようで、塩沢に来たようだ。私は朝から絶不調ながら一匹の尺ヤマメを11時過ぎになって漸く釣り、さぁ午後も!と、いった所にこの釣り人達と出会った。今日は丹波山本村、奥秋キャンプ場に行くので、夕方は丹波川本流でテンカラをやる予定だが、青岩谷の話を沢山聞いたので、よし明日は朝から青岩谷に入ろうと!決めていた。しかしなんの用意もしていない。スクーターではきついかな?夕方テントを張りながら考えた。夕闇までテンカラを振ったがハヤが釣れただけ。丹波山村営のマス釣り場で、地元の釣師に青岩谷について聞くが、よく聞くと、例の塩沢で出会った民宿のご主人の父親であった!偶然なのか、親子で釣り師!民宿経営は引退したらしいが、渓流釣りと鮎釣りは現役らしい。しかも塩沢や後山川は道場らしく息子に釣り教えた谷だそうだ!なるほど、息子(民宿の主人)は釣り場に熟知しておりあんな釣果だったのか!と思った。そして青岩谷に行く様になったが、三回目の入渓は翌年の三月に持ち越され、青岩鍾乳洞への小径(今は三条ノ湯からも行け、整備されているが、当時は踏跡に近い)を辿り、源流に入渓していた。水か無く、まだ凍り柱もある青岩谷はいっそう水温も低く、全く釣れなかった。そして早く降りたいと急いだ帰路、三月の突然の雪に焦り、下山途中、谷に滑落する事になろうとはこの時は全く思わなかった。



………………………………
■日本渓流会JP翠渓会
翠渓会関東圏基幹G本部
関東圏本部・本部長
関東圏統括・関東管領
関東南部支部支部
翠渓会本部・副会長【翠月】
suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://www.suikeikai.jp
http://kantonanbu.wablog.com
………………………………………………………………
■日本渓流会JP翠渓会

翠渓会統括本部
翠渓会・管領【春翠】

suikeikai@coda.ocn.ne.jp
http://www.suikeikai.jp
http://tokai.wablog.com
http://www.suikeikai.jp/suikeikaibranch.html

………………………………Counter