【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流ＪＰ翠渓会秩父の渓流【再回想】

【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流ＪＰ翠渓会　秩父の渓流【再回想】秩父湖

秩父湖は小学校や中学校でよくある、帝国書院の地図を見ては憧れていた場所だ。三峰口からはさぞ遠いのだろうと等高線の500Mから色が変わる地域を粒さに見ていた。当時は標高(コンター)で釣れる魚が変わるものだと思っていたからだ。つまり、古い釣り師から勧められた芳賀故城先生の渓流つりガイド本によると、標高が300〜がヤマメ、アマゴ、標高が500〜イワナとある。間違いではなく当時は本流や源流にもある程度自然な住み分けがあったのでおよそ、そうなる。北海道や東北では緯度が高いので海岸から釣れる川もあり、南では標高が高くてもアマゴが源頭までいる川もある。秩父は山女魚の里でもあるが、奥秩父のイワナというイメージが強かった。実際、三峰より源流部は、ヤマメやアマゴはいなくなり、対象は岩魚のみになる。岩魚の住みやすいポイントの渓谷が多い。。地図は新たな釣り旅を沸き立てるバイブルだ。僕の場合、本を読む＝地図を読むと言う感じだ。まだ見ぬ釣り場の渓相を想像し何度も地図を見返していた。長く憧れていた釣り場、それが秩父の渓流だった。

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