【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流【再回

suikei2007-03-13

【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 奥多摩の渓流【再回想】11秋川水系・南秋川



南秋川は秋川の本流にあたる。北秋川の合流点は狭い出合いで暫くは、深い渓谷が続く。南秋川はここから、中流部人里の集落と最終数馬を経て、三頭山(1528M)に突き上げている。小坂志川の出合いまでは両岸も高く、車道は見えない。ある年、その最狭部に友人三人(翠月、嵐翠)で向かった。武蔵五日市駅からバスで本宿で下車、橘橋(現在工事中)の脇から降りる。小滝や釜を持った淵の連続だ。あまりアタリはないが、ヤマメが釣れた。川が右に直角に曲がる先の狭所で左岸を高巻いた。僕は最後尾、トップの嵐翠、友人、僕の順番だ。降りられるか?最後のの落ち口で嵐翠どのが滑落した。『あっ〜』といいながら20M下の川原に転落した。さすがにヤバイと思った。中学生の僕たちには、無謀な釣行だったと悔やむばかりだ。安全な所はいくらでもあるのに。しかし嵐翠どのは大丈夫だった。落下した川原で石に手を擦り血がでているが、足腰は何でもないという。彼はハンドボール部だが、山好きの男で僕も、後に、谷川岳やアルプスに一緒行く事になる。まぁ無事でなにより。安全第一。まだまだ深い淵があり高巻きもありそうなので、車道にあがりまだ早いが昼食にした。午後はどうする?三人で話し合った。

翠月



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