【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 丹沢の渓流【再回想

suikei2007-03-29

【匯想烈伝】回夢幻想渓流・日本渓流JP翠渓会 丹沢の渓流【再回想】2
西丹沢・中川川水系



中川川は河内川の支流筋だ。僕は落合で見ると水量が多い世附川が本流筋かと思っていたが、詳しい人から聞いて知ったが、実は丹沢最高峰蛭ガ岳や丹沢山、塔ノ岳、また檜洞丸青ガ岳などの、丹沢連峰主峰群から流れだす、玄倉川が本流筋らしい。当時からバスで行ける中川温泉は手頃な釣り場だった。まだ奥は未舗装で、工事が絶えなかった。本流はそんな状態が続いていたので支流が釣り場の中心だった。中川温泉武田信玄公の隠し湯としても有名だ。宿は以前から沢山あり、山間の湯の街として栄えていた。中川温泉行きのバスで下車、免許を取るまでは徒歩で行くしかなかった。支流は豊富だ。大滝沢、東沢、石棚沢、西沢、用木沢、手沢、白石沢、諸窪沢などだ。頑張っても1日に二本の沢だが、時間切れで引き返し、中川温泉に着いた時は真っ暗で終バスも行った後と言うこともしばしばだ。バス乗り場で疲れてしゃがみこんでると軽自動車のおじさんが、「駅までの乗ってくかぁ?」と声を掛けてくれ、山北駅まで送ってもらった事もあった。(中学生の僕は子供扱いだが)今は当時の写真を見ると無謀な装備でよく遭難や事故をしなかったと反省するが、当時は目の前にぶら下がっている『渓流』しか目に入らなかった。年を取った今の方が計画的で慎重だ。その分正確性重視の釣行が多くなり、安全優先で、当時のような冒険心、探求心は無くなってしまった。渓流の現実を知るほど、渓流フリークはどんどん消滅していった。駆け出しの頃の思い出が多い、丹沢の渓流だった。

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